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デザスク報告:コンセプトを立てる(12/4)

2025.12.16BLOG

今回のデザスクのテーマは「コンセプトを立てる」。
参加者は「メーカーさんと一緒に活動するにあたって、コンセプトの立て方を知りたい」「コンセプトを自分で立てたことがないから、今後に向けて勉強したい」「なんとなくおもしろそう」など、コンセプトを立てたことがある人もない人も様々でした。

【レクチャー】

コンセプトとは、「軸」のこと。新たに事業や商品、サービスを作るにあたって、その意味や自分だからこそできる価値を見つけていく必要があります。コンセプトづくりと、デザインすることはほとんど同じようなもの。

コンセプトを立てるポイントは、まず散らかすこと!使う人やシーン、ニーズなどをぐるぐる考えていくことで、徐々に軸が見えるようになっていきます。一見、時間がかかるように感じられますが、アイデアを多く出すことで質が上がっていく。つまり、“急がば回れ”なのです。

コンセプトの例)
エアビーアンドビー:「世界中を自分の居場所にする」→ただのホテルじゃない
スタバ:「サードプレイス/第3の居場所」→空間と居心地重視
ドトール:「打合せの間の15分」→安くてすぐ出てくる

使い手のイメージが変わると、お店のつくり方や価格帯も変わってくる。コンセプト=「差別化」とも言えます。

【ワーク・発表】

今回のお題は「新しいマグカップをデザインしてください」。
マグカップを題材に、コンセプトの立て方を考えました。

初めはどうやって考えていくといいのだろう?と頭を悩ませましたが、使う人やシーン、ニーズを丁寧に深ぼってアイデアを散らかしていきました。

すると、徐々に「マグカップってそもそも何?」とマグカップ自体の概念・存在が揺らぐように。「人がどうしたら飲み物を飲めるかを考えたらいいのか」と本質に気づき、バラバラだったアイデアが軸になり、より強いコンセプトになっていきました。

【感想】

・ついコンセプトを出すことを急いでしまうけど、改めないといけないと思った。
・誰に届けたいかを考えて散らかし、コンセプトをぐるぐる考える体験ができてよかった。
・信頼や共感を得るために、コンセプトづくりはやっておかないといけないと気づいた。

【まとめ】

コンセプトはとにかく軸!モノにいかに軸を通すか。
アイデアを散らかすと他の可能性を考えるようになり、より共感されるものになる。
自分はどんな世界を作りたいのか、どんな人のために作っているのかを自分ごととして考えられると揺るぎないものになっていく。そのためには、とにかく数をこなすことが大事!

■次回以降のデザスク

①2026年1月8日(木)19:00-21:00 「デザイン思考を使いこなす① – デザイン態度ってなに?-」
https://peatix.com/event/4747353

②2026年1月27日(火)19:00-21:00「デザイン思考を使いこなす② – デザイン思考を学ぶ -」
https://peatix.com/event/4747338

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