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研究シーズ×デザインの「クロスラボ」完走しました
2023.02.24BLOG
名古屋工業研究所との共同企画
研究シーズ×デザインでビジネスプランをつくるプロジェクト「Cross Labo(クロスラボ)」
最終プレゼンでした。
![](https://www.rw-d.jp/cms/wp-content/uploads/2023/02/331324927_759601928927572_7487353495002749488_n-1280x886.jpg)
3チームのプランがそれぞれ出揃い、発表していただきました。
どのチームも素晴らしい内容!
どこもしっかり作り込んでいて、素晴らしい提案でした。
通常だと出会わない、研究シーズとデザイン。開発段階になって初め出会う両者が、研究の段階で出会ったらどうなるか。そんな実験としてスタートしました。
3チームには、1名以上デザイナーに入っていただき、プランをリード。ファシリテーションを岡田心さんとさせていただきました。デザインというと、最終アウトプットでの関わりが強いと思われがちですが、参加者全員から感じていただいたことは、「思考方法が全くの未知の体験だった」とのこと。
そうなんです。いいデザイナーは、その思考方法からクリエイティビティを発揮します。
僕らが提唱している
○ぴょん理論
1、専門家同士の協業
2、目的への腹落ち
3、創造的・直感的飛躍
が、まさに体現した状況。僕らもとても楽しい時間でした。
![](https://www.rw-d.jp/cms/wp-content/uploads/2023/02/331346252_910381520003242_4093562422202147012_n-1280x960.jpg)
![](https://www.rw-d.jp/cms/wp-content/uploads/2023/02/331346627_1198855787502422_454170686253036619_n-1280x960.jpg)
研究とデザインがで出会うことでのメリットは、研究の方向性が定まる可能性があること。
もちろん、研究のフェーズにもよります。基礎研究に近いものは、デザインの掛け合わせが難しいかもしれませんが、技術の活用イメージが広がると、貴重な研究資源をどこに振り分けたらいいかが明確になる場合もあります。
今回でいえば、活用できる温度帯が高温状態でないと難しいという話しがありましたが、もし活用温度が低かった場合を想定して、可能性の幅を見ることができれば、その状況を実現する研究に注力することができる。
そんな段階でも、デザインは活用していただけると思うのです。
僕らは、もっともっとデザインの可能性を示していきたい。
参加者の皆さんには体験していただき、とてもよい機会となりました!
ありがとうございました!