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北欧のデザイン展@JR名古屋タカシマヤ
2023.05.06BLOG
北欧のデザイン展、行ってきました。
ていねいに暮らす、と題された展示。
最近、揶揄されがちなこの言葉、噛み締めることで、僕らに必要な要素も見えてくる。
展示を見る中で個人的にずっと問いかけられていたのは、「ジャパニーズデザインって何か?」だった。
![](https://www.rw-d.jp/cms/wp-content/uploads/2023/05/345249597_801023651632335_7404367366782448484_n-960x1280.jpg)
![](https://www.rw-d.jp/cms/wp-content/uploads/2023/05/344863501_289050490116678_1329830498740560445_n-853x1280.jpg)
安っぽい表現になってしまうけど、暮らしにフィットする無理のないデザイン。
デザインのためのデザインではなく、暮らしのためのデザイン。
でもその根底にあるのは、あくまで北欧という土地がもたらす気候や文化。
夏に日照時間が長く、冬は寒さと暗闇に閉じ込まれる。
夏の日の光の豊かさや貴重さがわかっているからこそ、光を大事にし、だからこそ冬の楽しみ方をも貪欲に求める。その結果があっての造形でありディテール。
![](https://www.rw-d.jp/cms/wp-content/uploads/2023/05/345457966_202223079271066_7361079616808350592_n-960x1280.jpg)
デザイナー自身が、よき生活者であり、よき製作者でもある、その気候、文化、生活、デザイン、製造までの、シームレスな繋がりこそが北欧デザインの醍醐味。