年末に岐阜県土岐市にある美濃焼を生産している光洋陶器さんへ。
工場の見学と、うつわの複合体験施設「KOYO BASE」に伺いました。

工場で作られているのは、90％以上が約1万2千種類もの自社ブランド商品。
驚いたのは機械によって作られている工程がとても多いこと。
職人さんの動きを緻密にプログラミングして作られた設備もありました。

生産ラインや在庫の管理が徹底されているからこそ、9割の商品を即日納品で対応できるのだそう。

KOYO BASEはうつわの買い物だけでなく、絵付け体験やカフェで美味しい食事もいただける複合施設。
光がたくさん入る気持ちのいい場所でした。
この施設がオープンしたことで従業員さんのモチベーションにも繋がったそうで、
こんなおしゃれな施設が職場にあったらめちゃくちゃ気持ちも上がるな、、と納得。

こうやって開かれた施設があることで、実際に見学をしてお話を伺うことができ、産業への理解が立体的になっていくのを感じます。

デザイナーとして産業の生き残る道を考えていくために、表面的なところではなく、構造から事業の見直しや体験を含めた伝え方が大切になってくるのかな、と考えた時間でした。

スタッフ森