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イナバデザインスクール3周年イベント開催報告(4/21)
イナバデザインスクール3周年イベント開催報告(4/21)
4/21にオカムラの共創空間キューにてデザスクの3周年イベント
「みんなで考えたい。 デザインの可能性。 ーデザインをみんなのものにするためにー」を開催しました。
当日は50名近い参加者の方にお越しいただきました。
一部のトークセッションでは、
佐賀県のデザスクのパートナーである音成印刷の音成さん
東京デザスクのパートナーであるJDPの川口さん、
そして日本総合研究所の井上さんにお越しいただきました。
各地でのデザスク事例を紹介していただき、
「無料でやり続ける意味とは?」
「なぜコミュニティが大事なのか?」などのテーマを中心に、
短い時間ながらも濃密なトークが展開されました。
トーク内で「デザインには『表現する』という側面がある」との指摘があり、そのためには、足の引っ張り合いがなく、恥をかいても受け入れられるようなコミュニティの存在が必要かもしれないという意見が。デザインを学び合うコミュニティを求める背景には、そうした安心して自分を表現できる場が求められているのかもしれません。
また、社会におけるデザインの役割が変化する中で、「一人ひとりが生きていくために、デザインをどう活用するか」という視点がいま重要になってきている、という話などが印象的でした。
井上さんからは、「デザスクは、デザインの裾野を広げるための“寺子屋”のような存在かもしれない」との言葉もいただきました。
2部のミニデザスクでは「社会をデザインしよう」をテーマに
強制発想法のワークシートを使ってみなさんに気になる社会課題を解決するアイデアを考えてもらいました。
50人近くの参加者でのワークは終始大盛り上がり!
グループごとに行い、最後はグループの代表の方に順に発表してもらいました。
参加者からは
・普段から意識的にデザインには関わっていますが、多様な人の捉え方、価値観を知る事で、まだまだ奥深く勉強しなければならないものだと思いました。
・他地域でのイナバデザインスクールの広がりを知り、その地方それぞれの発展方法や学びを知ることができて興味深かったです。
・大変楽しかったです!自分の資源とは何か、それをどう活用できるかを考えていきます。
・トークセッションでは、デザインの伝道師の方々の率直な意見を知ることができ、興味深かったです。
などの感想をいただきました。
最初にデザスクを始めた理由の中で
「間に合わない」という言葉を使っていた稲波校長。
必要な人にデザインが届くように。
デザインをみんなものにするために。
さらにデザスクの場を広げていきたいと思いますので
今後もよろしくお願いいたします!
お越しいただいた皆さんありがとうございました。
■次回以降のデザスク
①5月8日(木)19:00~21:00 「新規事業のつくり方」
https://peatix.com/event/4356578/view
②5月21日(水)19:00~21:00 「デザイン経営の今」
https://peatix.com/event/4390421/view
③6月12日(木)19:00~21:00 「写真についてのアレコレ」
https://peatix.com/event/4409813/view