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デザスク報告:「写真についてのアレコレ」(6/12)

2025.06.25イナバデザインスクール

デザスク報告:「写真についてのアレコレ」(6/12)

今回のデザスクは「写真についてのアレコレ」をテーマに、校長と参加者による対話形式で「表現」について深く掘り下げる時間となりました。

参加者は中小企業診断士、整体師、3DCGクリエイター、プロダクトデザイナー、プラネタリウム職員など、今回も多様な職種の方々が集まりました。テーマが「写真」ということもあり、それぞれが仕事や個人の関心を通して写真と何らかの形で関わっていました。

レクチャー

冒頭では、校長から「写真は単なる視覚情報ではなく、自分たちの役割や世界観、未来を社会に伝えるための“表現”である」との話がありました。
良い写真=美しい写真ではなく、
自分たちの考えや想いをどう視覚化し、伝えるかが重要。

「借り物ではなく、自分たちの言葉から導いた写真」こそが、本質的に伝わる表現につながるということでした。

ワーク

参加者それぞれが気になる写真集を選び、その中の一枚から「何を感じたか」を言語化するワークを行いました。
自らの視点や感性と向き合い、作り手の意図や表現について深く考える時間となりました。

この「視点」は、ビジネスをつくるうえでも重要です。
わかりやすい仕事はすでに誰かがやっていて、今は仕事そのものが“アート化”している。だからこそ、自分なりの視点がより求められているという話もありました。

今回は、もやもやした感覚をあえて言葉にしてみる練習でもあります。

発表では、参加者が選んだ写真から
子どもの成長や家庭の温もり、不安定さを含んだ風景、職人の営みなど、それぞれの感じ取った感情や背景が語られました。
一枚の写真から受け取る印象が人によって異なることも、写真の面白さのひとつ。

写真集を通してどんなストーリーが語られているのか、「何を伝えたいのか」という視点から考えることで、技術だけでは届かない表現の深さや伝わり方、そして「私だったらこうする!」という各々の表現意識が浮かび上がる良い時間となりました。

まとめ

AIやSNSによって“きれいな写真”が溢れる現代だからこそ、
「なぜこの写真なのか」「何を感じてほしいのか」といった意図がますます大切になっています。
今回は写真を通して「表現」と向き合う時間でしたが、これはビジネスにもつながる、本質的な問いを見つめ直す機会になったように思います。
奥行きがあってこその表現。
技術よりもまず、“何を伝えたいのか”を考えることが大切です。

感想

・仕事でも写真を撮るが、今回読み取る側をやってみてここまで意図的に伝えないと伝わらなのだなと思った。
・普段ECの写真を撮っているが何を伝えたいかを話し合っていない。どう生かせるかわからないけど立ち止まりたい
・撮り方を学ぶと思っていたけど いい意味で裏切られた笑
・Aiを使いすぎたら正解を求めすぎちゃう 頼りすぎず自分の感覚を大事にしたい
・受け取られて表現は広がっていくのかな
・作り手ではなく受け手の視点も持てたらなと思います。

■アンケート

事前事後のアンケートを行なっております。

目的は「社会のデザイン力を上げる」というRWのミッションに対して、デザスクが意味をなしたかの検証です。みなさまご協力お願い致します。

今回書いてもらったものを一部紹介させていただきます(画像参照)

■次回以降のデザスク

①6月25日(水)19:00~21:00 「感じるチカラを最大化する。ー使える右脳のひらき方ー」
https://peatix.com/event/4438398/view

②7月8日(火)19:00~21:00 「デザインするってどういうことか」
https://peatix.com/event/4457169/view

③7月23日(水)19:00~21:00 「カラダで学ぶデザイン思考」
https://peatix.com/event/4457333/view

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