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【プレスリリース】 デザインを勉強したい人はデザイナーだけじゃない 領域を超えた共創を目指して学び合う場づくりを イナバデザインスクール開校

2022.03.24プレスリリース

デザインを勉強したい人はデザイナーだけじゃない
領域を超えた共創を目指して学び合う場づくりを
〜イナバデザインスクール開校〜

「地場産業を未来につなげ、豊かな文化を残す」を掲げる株式会社RW(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:稲波 伸行)は、「デザインをもっと楽しく、もっと深く」活用するためのイナバデザインスクールを開校します。まずは場を開放することからスタート。4/7(木)19:00〜説明会を行います。デザインをする人・デザインを頼む人をまぜこぜにして学び、相互理解を促すことで起きる化学反応を楽しみながら進めて参ります。 

■背景:「デザイン経営」の推進
2018年に経産省・特許庁から「デザイン経営」宣言が発表され、事業活動におけるデザインの重要性が高まっています。デザイン経営に積極的なほど売上が成長しているというデータも出ています*1
しかしデザイン人材不足や出会いの場の欠如、そもそもデザインの活用方法自体がわからずにいる中小企業や地域は多く存在します。 *1公益財団法人日本デザイン振興会「日本企業におけるデザイン経営の取組み状況(2020)

■デザイナー、非デザイナーの相互理解 
 地域におけるデザイナーは、課題や事業の本質を理解するゼネラリストとしての動きが求められる傾向があります。一方で、企業側もデザイナーと協働する上で必要なデザインリテラシーが求められています。
 イナバデザインスクールは、事業活動に対し横断的なデザインができる人材を増やすと共に、企業側のデザイン活用の土壌をつくることの必要性を感じ、立ち上げに至りました。

■個人がメディアとなりデザインが身近に
 生活者ひとりひとりもデザインに触れ、活用する機会(写真を撮る、カバー画像を作る、文章を書く)が増えています。この動きは、デザインを事業や暮らしにより活用できる素地をどんどん加速していると感じています。
 デザインが身近になり、敷居が低くなりつつあるいまだからこそ、改めて「デザインとは」を各々の立場から学び、強みを引き出し合う機会創出が可能となり、デザインの活用、浸透の推進に貢献できると感じています。

■企画詳細:イナバデザインスクール
デザインする側とデザインを頼む側が相互理解し、増幅しあえる場を目指します。
デザインリテラシーの向上や、事業構造の理解が深められる機会の提供だけでなく、社会に実際起きている「課題」や、これから生み出したい「未来」について、デザインの視点でブラッシュアップすることにも取り組みます。
たとえばある企業の商品・新規事業、行政の取り組みなど、現実社会におこっているリアルな出来事を題材にして、課題解決に取り組みます。

[参加対象者]デザインに困っている組織の人/デザインに縁がなかった業界/実践が少ない若手デザイナー/学生/行政関係者/デザインに触れたい一般生活者/デザインに興味がある全ての人 など

イナバデザインスクール 第1回 スクール説明会開催
開催日時:2021/4/7(木) 19:00〜
開催場所:名古屋市中区錦2-11-13 長者町トランジットビル2A
参加費:無料
申込先:https://rwschool1.peatix.com/ (Peatix)

第1回目として、説明会を兼ねながら、当スクールのロゴを考えることを通じてデザインについて学び、参加者同士の相互理解を深めます。今後の内容ついては、参加者と一緒に、リアルな課題や要望を踏まえながら企画を考え、進めていきたいと考えています。

■今後の展開:「世の中ゴト」と連動するデザインスクールを目指す
第2回目は4月26日を想定しています。当社が支援する地場産業を取り巻く課題など、世の中で取り組むべき課題と連動したデザインスクールを目指していきます。

■株式会社RWについて
代表取締役:稲波伸行 | 本社所在地:名古屋市中区2-11-13長者町トランジットビル2A
パーパスは、「地場産業を未来につなげ、豊かな文化を残す」
あらゆるデザイン資源を活用し、クライアントの求める姿をともに伴走し目指しています。大事なのは「デザインした先」をきちんと作れるかどうか。その先に、より良い社会づくり、地域づくり、モノづくり、仕組みづくりがあるという想いで取り組んでいます。 事業内容:ブランディング支援、デザイン制作

伝統産業従事者は、1979年の28.8万人から2018年には6.2万人に減少しています*2。一貫して減少傾向は続いています。伝統産業の減少と同じくして、地域に息づくさまざまな営みや文化も担い手不足や時代の変化の対応がうまく出来ず失われるスピードは上がっていると仕事をするなかでも感じています。
ちょっとした工夫ができれば残せたものが残らずに失われる。こういった現実、未来を変える必要があり、そこにデザインの力が貢献できると考えています。 *2一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 「現在の伝産業界の情勢」より

■稲波伸行プロフィール
1975年三重県菰野町生まれ。名古屋芸術大学美術学部デザイン科卒業。株式会社RW 代表取締役
”愛でマチを変える” 株式会社こものデザイン研究所 取締役(本社:三重県菰野町)
岡崎ビジネスサポートセンター デザインアドバイザー / 名古屋芸術大学 非常勤講師

大学時代の生死をさまよう経験からデザインにのめり込む。イギリスでの交換留学を経て、課題解決に向き合う真摯さだけでなく、人をワクワクさせる楽しさの両輪がデザインに必要であると学ぶ。大学卒業後、フリーランスとして独立。デザイナーとして活動するだけでなく、流通会社の立ち上げや、地域コミュニティをつくるNPOの立ち上げにも参画。「意匠や形」といった狭義のデザインだけでなく、課題解決としての広義のデザインの実践を追求し続ける。まちづくりに関わる経験から、地域の魅力に惹かれ始め、現在は、日本の地域に根づいてきた文化をこれからの時代にも紡いでいくための「広義のデザイン」に取り組んでいる。
2008年RW創業。2012年より株式会社RWとして法人化。企業や事業の価値の再定義に伴走し、ミッション、ビジョンの構築や、新規事業の立ち上げ、事業の運用までサポートしている。

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